今日は日本株の運用は東証株価指数(TOPIX)や日経平均などの株価指数への連動をめざすインデックスファンドだけでいいのか?という話をします。そもそも日本株の投資割合については、一例として日本の公的年金であるGPIFは約25%保有しています。日本株の投資比率については、人それぞれ考え方が違うと思いますが、私は、特定口座、つみたてNSIA口座、確定拠出年金でも、GPIFと同じく25%程度としています。
今回は特定口座とつみたてNISA口座で、私が保有している日本株ファンドの運用成績をチェックします。
保有8ファンドと参考の日経平均インデックスファンドを加えた運用実績は以下となっています(10月末基準、1年リターン順)。
1年 3年(年率)
初(はじめ)くん +52.9% +15.1%
Jテック+ +51.7% +28.0%
日本株オープン35 +46.1% +18.6%
情報エレクトロ二クス +41.1% +27.9%
年金積立 Jグロース +31.2% +14.0%
Slim TOPIX +29.2% +9.1%
眼力(販売停止中) +29.1% +34.2%
[参考]Slim 日経平均 +27.5% +11.6%
ひふみプラス +17.3% +11.8%
*ファンド名は一部、愛称または略称
(出所)auカブコム証券HPデータより作成
TOPIX、日経平均がインデックスファンド、それ以外が独自の運用方針で株価指数を上回る運用をめざすアクティブファンドになります。
1年リターンでは、インデックスファンドの上位であるTOPIXと比べて、初くんをはじめ5本のファンドがTOPIXを上回る実績です。上位4本はTOPIXを大きく上回ります。長期の3年でも同様です。ひふみプラスは1年リターンではTOPIXを下回りましたが、3年ではTOPIXを上回り、3年では好調だった日経平均よりも上回りました。
日本株アクティブファンドは、GPIFにおいても日本株のなかで1割弱ですが、投資しています。
私は優秀な日本株アクティブファンドは大いに活用すべきだと考えています。
今日の写真は、先週末の奥多摩の紅葉です。日本株が上昇相場となって、アクティブファンドが輝く季節になることを期待しています。